人生の軸を広げる。
――それは、私がこの仕事を通して、何よりも大切にしている言葉です。
介護福祉士として、たくさんの方々と向き合ってきました。
重い障害を抱え、1年のほとんどをベッドの中で過ごされる方もいらっしゃいます。
その方の目に映る窓からの景色は、どんな色をしているのでしょうか?
数か月に一度、外に出たとき、風が運ぶ季節の香りは、どんなふうに心を揺らすのでしょうか?
私ができる支援は、ほんの小さなことかもしれません。
それでも、出会えた方々の人生が、少しでも広がり、輝く瞬間を増やしたい――そう願っています。
その想いを込めて、私たちの社名は「pivot(ピボット)」としました。
ピボット。
それはバスケットボールで、軸足をしっかりと固定しながら、一歩を踏み出す動き。
すべての人が、自分だけの確かな軸を持ち、そこから自由に、より広く、より豊かな世界を描いていけるように。
私たちは、その一歩を支える存在でありたいと願っています。